不審者対応マニュアル
- 基本方針
託児室およびスタッフは、園児の安全確保と命を守ることを最優先とする。
乳幼児を預かる施設であることを自覚し、「不審者を絶対に入れない」姿勢を徹底する。
初対面の人物を来客や営業と判断して受け入れることは重大なリスクである。
- 建物と環境の管理
- 出入口を限定し、弱点や死角をスタッフ全員が把握する。
- 施錠確認、非常口、窓、フェンスなどの安全点検を日常的に行う。
- モニター、カメラ、インターホンを活用し、入室はスタッフが必ず確認してから許可する。
- 営業時間外は必ず施錠し、保護者にもルールを周知する。
- 情報共有と地域連携
- 入所児童の家庭状況、送迎者、人間関係を職員間で共有する。
- 送迎者が変更になる際は必ず事前連絡を依頼する。
- 地域、警察、行政機関と連携し、防犯情報を共有する。
- 近隣住民との関係構築に努め、地域に親しまれる託児室を目指す。
- 必要に応じて防犯メールなどに登録し、最新情報を得る。
- 訓練の実施
- 不審者の侵入経路、時間帯、状況を想定し、さまざまなパターンで訓練を行う。
- 役割分担(通報、初期対応、避難誘導、子ども保護など)を事前に決めて実施する。
- 訓練時に非常ベル・火災報知器を実際に鳴らし、音に慣れておく。
- 職員会議で危機管理意識を繰り返し共有し、「最優先は子どもの安全」で統一する。
- 不審者の心理と抑止対策
- 光(外灯、センサーライト)、音(警報機、ブザー)、視線(防犯カメラ、防犯ステッカー)は強力な抑止力となる。
- 園内外に防犯サインを掲示し、侵入しにくい環境をつくる。
- 職員が常に周囲に注意を払っている状態を保つ。
- 緊急時の初期対応
- 不審者を認知したら、ためらわずに 110番通報 する(事件性の有無に関わらず即通報)。
- 初対面の人物には慎重に要件を聞き、行動を注意深く観察する。
- 少しでも怪しいと感じたら、戸外で対応する。
- 侵入を止められない場合は、子どもの避難を最優先とする。
- 火災報知器などを活用して周囲にも知らせる。
- 警察到着まで子どもの安全確保を最優先に行動する。
- サスマタ、ネットランチャー、消火器、イスなど、使えるものはすべて使って子どもを守る。
- 事後対応
【直後の対応】
- ケガや体調不良がある場合は救急車手配とともに保護者へ連絡する。
- 関係機関へ速やかに概要報告を行う。
- マスコミ対応は園長など管理者に限定し、他の職員は対応しない。
【保護者への説明】
- 全保護者へ状況、経緯、対応、今後の防止策を丁寧に説明する。
- 子どもの安全が守れなかった点について誠意を持って謝罪する。
【警察対応】
- 事情聴取や実況見分は、職員間で内容を統一し、園長を含む最少人数で対応する。
【記録と再発防止】
- 事件の経緯、時間、職員の行動などを事実に基づいて詳細に記録する。
- 原因分析と再発防止策を職員全員で協議し策定する。
- 行政、地域、学校、警察とも共有し、連携を強化する。
- 未遂・不審行動の記録
- 未遂であっても必ず記録する。
- 不審者と断定できない場合でも、園周辺の見知らぬ人物は挨拶し行動を観察して記録する。
- 日常的に小さな違和感を共有し合うことで、大きな事故を防ぐ。
- Hippopot託児室 独自のポイント
【入室管理】
- 来訪者は必ず受付で一時対応し、スタッフが確認してから入室を許可する。
- 「保護者の知り合い」「以前の利用者」など曖昧な立場の人物は入れない。
【託児中の安全確保】
- 託児室には常にスタッフ1名以上が室内にいる状態を維持する。
【避難先】
- 万が一の侵入時は子どもを抱えて即時退避する。
- お手洗いを避難場所とする。
【日常点検】
- 入口施錠、窓の施錠、フェンス、防犯カメラの死角を毎日チェックする。
- 防犯ライト、非常ベル、インターホンの動作確認を定期的に行う。