災害時対応マニュアル
1.目的
本マニュアルは、Hippopot託児室において災害(地震・火災・風水害・浸水など)が発生した際、園児・保護者・スタッフの安全を確保し、適切かつ迅速に対応するための行動基準をまとめたものです。
小規模託児室の特性を踏まえ、限られた人員で適切に避難行動をとれることを目的とします。
2.基本方針
- 園児の安全を最優先に行動する。
- 危険が迫っている場合は、運営責任者の判断で直ちに避難行動を開始する。
- 保護者への連絡は、安全確保後に迅速に行う。
- 託児室の被害状況を把握し、再開の可否について責任者が判断する。
3.マニュアル適用範囲
(1)期 間
被害発生のおそれがある時から安全が確認できる時まで
(2)場 所
保育園建物と敷地
(3)対象者
保育園職員,園児(子育て支援対象者を含む)とその保護者
4.マニュアルの改訂
このマニュアルは,各園における防災訓練等を通じて検証し,随時見直します。
5.託児室の概要
所在地
神奈川県川崎市中原区新城3-9-19 荒井ビル2階
建物情報
- 建物:4階建て
- 託児室:2階
- 構造:鉄筋コンクリート
面積
21.05㎡
定員等
- 最大預かり:5名
- 平均預かり:2〜3名
- 対象年齢:6ヶ月〜未就学児
スタッフ体制
- 平常時:今井+スタッフ1名
- 火・木:今井+スタッフ2〜3名(計3名体制)
6.地域の災害リスク(川崎市中原区)
6-1. 浸水リスク(多摩川)
- 浸水想定:最大3m
- 多摩川からの氾濫により浸水が発生する可能性あり
- 徒歩30分の距離だが、広域的な氾濫では影響あり
- 水深3mの場合 → 2階でも浸水の可能性あり
行動方針
- 初期段階:上階(3〜4階)への垂直避難
- 浸水拡大の恐れ:新城小学校へ水平避難
6-2. 地震リスク
- 川崎市中原区は地盤がややゆれやすい地域
- 耐震性のある鉄筋コンクリート造だが、家具転倒の危険あり
行動方針
- まず安全確保(ダック&カバー)
- 揺れがおさまったら避難の可否判断
- 建物に損壊がなければ室内待機
- 危険があれば新城小学校へ避難
6-3. 土砂災害リスク
- 周辺に土砂災害危険箇所なし
- 土砂災害対応は不要
7.平常時の災害対策
7-1.役割分担
| 担当名 | 役割 | 対応内容 |
| 総 括 | 今井 麻純 | 避難の判断➩全員避難の確認,休園の判断,保育の継続の判断 |
| 情報収集係 | 今井 麻純 | 災害情報の収集,被害状況の確認,被害状況の通報 |
| 消 火 係 | 保育スタッフ | 火元の確認,初期消火 |
| 避難誘導係 | 保育スタッフ | 避難経路の確認,周辺の安全確認,避難の誘導,けが人の有無の確認 |
| 救 護 係 | 保育スタッフ | 応急手当ての実施 |
| 非常持出係 | 保育スタッフ | 非常持出し,非常持出し物資の配分 |
7-2. 連絡体制
- LINEグループ(スタッフ)
- 電話(今井・スタッフ)
- メール(補助)
- 保護者通知方法:LINE・電話・メール・Instagram
7-3. 園児情報の管理
- 生年月日
- 保護者連絡先
- アレルギー有無
- 健康状態
- 特記事項(抱っこで落ち着く等)
7-4. 備蓄品管理
現在備蓄しているもの
- オムツ
- おしりふき
- 簡易救急箱
- 懐中電灯
- 乳児用ミルク
- 簡易毛布
- ウェットティッシュ
- ガムテープ
8.災害発生時の基本行動
発災直後(共通対応)
- 園児の安全確保
- 揺れ・危険が収まるまで身を守る
- 建物・周辺の安全を確認
- 今井へ状況報告
- 避難の要否を判断
- 保護者連絡は安全確保後に行う
9.災害別の対応
9-1. 地震発生時
(1)揺れを感じたら即時行動
- 「低く、頭を守り、動かない」
- 窓から離す
- 園児は抱き寄せ、テーブル下などへ誘導
(2)揺れが収まったら
- 火元・ガラス・棚の転倒を確認
- 廊下・階段の安全を確認
- 建物にひび、傾き、水漏れがある場合 → 避難
(3)避難
- 外が危険(落下物・ガラス)→ 上階へ避難
- 建物が危険 → 新城小学校へ避難(徒歩7分)
9-2. 火災発生時
- 「火事です!」と周囲に周知
- 初期消火(可能な範囲で)
- 園児を安全な出口側へ誘導
- 119番通報
- 状況に応じて上階または新城小学校へ避難
9-3. 風水害(台風・大雨)
- 事前に注意報・警報を確認
- 多摩川水位に注意
- 浸水が始まる恐れ → 上階へ避難
- 3m浸水の可能性 → 新城小学校へ避難
9-4. 浸水が発生した場合
- 即座に2階より上(3階か4階)へ
- 電気ブレーカーを落とす
- 園児の靴を履かせ、保護者連絡
- 水位上昇の恐れ → 新城小学校へ移動
10. 避難場所と避難経路
■ 指定避難場所:新城小学校
所在地:川崎市中原区新城3丁目
徒歩:約7分
■ 避難経路の原則
- 大通りを利用し、狭い路地を避ける
- 歩けない園児は抱っこ紐で、歩ける園児は保育士と2〜3名ずつ手つなぎ誘導
11. 連絡体制(保護者・スタッフ)
11-1. スタッフ間
- LINEグループ
- 電話(緊急時)
- メール(補助的)
11-2. 保護者
避難後、以下の方法で連絡:
- LINE一斉連絡およびチャットでの個別連絡
- (LINEで連絡がつかない場合)個別電話
- Instagram・HPでの情報発信(場合により)
12. 備蓄品・非常持出品
■ 持ち出し優先順位
- 園児情報ファイル
- 水
- 救急箱
- オムツ・おしりふき
- 携帯・モバイルバッテリー
- 懐中電灯
13. 災害後の対応
13-1. 被害状況確認
- 建物の破損
- 水道・電気の使用可否
- 託児室内の安全状態
13-2. 再開判断
- 今井が総合的に判断
- 安全が確保できるまで休室
14.休園の判断基準
〇:開園・開所・開館 △:休務(施設待機) ×:休園・休所・休館
| 施設区分 | 土砂災害警戒区域等 浸水想定区域の内外 | (1)避難勧告等(※1) (施設所在学区内に 発令された場合) | (2)地震 | |
| 土砂災害に 関するもの | 水害に 関するもの | |||
| 保育園等 | 土砂災害警戒区域等内 | × | △ | 〇 施設の安全確保と、職員体制の確保ができる範囲で開所する。 |
| 浸水想定区域内 | △ | × | ||
| 区域外 | △ | △ | ||
| 施設区分 | 特別警報 | (5)暴風警報 | ⇒ | (6)解除後 (開園・開所時間内に解除された場合) | |
| (3)大雨特別 警報 | (4)大雨以外 (高潮、高波を除く) | ||||
| 保育園等 | △ ただし避難勧告等が発令されている場合は(1)のとおり対応する。 | × | △ | 〇 施設の安全確認と、職員体制の確保後、速やかに開所する。 | |
15.職員への防災教育
ア 「防災マニュアル」を活用した園内研修を定期的に実施する。
イ 防災訓練の実施
施設の実態に即した実効性の高い訓練となるよう,防災訓練チェックリストに従い,次の点に留意して実施する。
*避難場所や避難経路の安全性についての実地確認
*自力で避難が困難な園児に対する避難・救出訓練
緊急連絡先一覧表
| 警察署 | 中原警察署 044-722-0110 |
| 消防署 | 中原消防署 044-411-0119 |
| 病院 | 中島こどもと家族のクリニック 044-766-3770 |